BLOG リボルト郡山店ブログ

2024.11.21

新車を磨く理由

「新車でもコーティングをする時は磨かなくてはならないのですか?」というご質問をいただきます。
結論から申しますと、新車で塗装の状態はあまり気にしないというのであれば、磨かずにコーティングをすることも可能です。( 当店にも新車限定でノンポリッシュのコーティングコースがございます。)
ただ、新車=最高の塗装面ということではありません。
その理由として、

 

1.新車の塗装はメーカーによる差こそあれ、どれも新車特有の曇りがある。

 

2. 工場での塗装ラインで3割程度は、塗装の何らかの不具合で補修されるが、その補修の質があまり良くないために修正痕が残っている。

 

3. 納車までには、モータープールなどでの保管時に汚れやシミが固着し、それを取るために洗車、ワックス掛けなどが繰り返されたり、雑な扱いによってダメージを負っていることが多い。

 

ということが挙げられます。
したがって、新車であってもよりクオリティの高いコーティングをお望みならば、やはりしっかりとした下地処理(磨き)をして、ベストの状態にしてからコーティングするのが理想的です。ただし、むやみに磨けばいいということではなく、新車であることを意識した繊細で確かな技術が要求されるのは当然のことです。
新車にもしっかりとした下地処理を行うことで、ごまかしの無い塗装本来の美しさが、長期にわたり持続可能です。

 

新車の磨き痕発見!

 

新車ご購入時にディーラーでコーティングをされた後で、ご相談にお越しになるオーナー様がたくさんいらっしゃいます。
以下でご紹介するお車のオーナー様も、新車ご購入時に○○コートを施工され、仕上がりにご不満をお持ちになり、当店にご入庫されました。
オーナー様とご一緒に施工前のチェックをしていると、写真のような磨き痕を発見しました!
納車前のどこかの過程で、塗装面の何らかの不具合を修正した時についてしまった、いわゆるバフ傷です。
新車がこれじゃちょっとショックですよね。

 

新車 下地処理前

 

オーナー様も、納車時はお気付きにならなかったそうですが、おそらく油脂分を含んだ何らかのワックスの類で隠されていたのでしょう。
傷に何かを塗ってごまかしても、いずれ出てきてしまいます。
でもご安心下さい!
ご覧のとおり、スッキリと除去いたしました。

 

新車 下地処理後

 

でも、決して塗装をやみくもに削ったのではありません。
慎重かつ丹念に、塗装の膜厚と肌を意識しながら取り除きました。
正しい下地処理により、ごまかしの無い塗装本来の姿を取り戻します。

 

 

新車でも専用照明で見ると・・・

 

新車でも高輝度専用照明で確認するとたくさんの塗装の不具合を発見できます。
下の写真も新車ですが、高輝度専用照明で見るとルーフスポイラーに微細なたくさんの傷とウニョウニョっとしたオーロラマークが残ってしまっているのがはっきりとわかります。(写真の右側)
新車でも決して完璧な状態ではなく、このような塗装の不具合を修正した磨きあとは、ごく普通に見受けられます。
せっかくコーティングするのですから、不具合をきちんと修正してからコーティングしたいですね。

 

ルーフスポイラー下地処理前後比較

 

下地処理でこれだけ変わります。(写真の左側)

 

 

 

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