ポルシェ 911 カレラS (991 / ダークブルーメタリック)
岩手県よりお越しのお客様ポルシェ 911 カレラS (991) のご用命です。911伝統の美しいフォルムもさることながら、気品と知性を感じさせるダークブルーメタリックに、スポーツスピリットを連想させるボルドーレッドの組み合わせも絶妙ですね。
オーナー様は、長年当店をご利用頂いておりますI様からのご紹介により、この度ご購入された911をお任せくださいました。ご入庫の前に一度お越しになり、お話をお伺いしながらコーティングについて詳しくご説明させて頂き、十分に納得されてご予約を頂きました。今回の施工のため、遠方よりご来店頂きありがとうございます。
お車は2012年式、新車登録より約6年が経過しています。ポルシェなどのプレミアムブランドのモデルは、何かしらのコーティングが施工済みである場合がほとんどで、新車から数年間の期間であっても頻繁に磨かれていたり、何度もコーティングが行われていたりすることもあります。中には経過年数の割に塗膜が想定以上に薄くなっている車体もあるため、このような面からも、塗装状態を十分に踏まえたより細やかで正確な下地処理技術が要求されます。
こちらの911はポルシェの中でも標準的な塗膜の厚みで、オーナー様が購入される少し前に他社コーティングの施工歴がありましたが、全体的に小傷や水シミが目立ち、下地処理が不十分な様子があったため、この状態を改善させ、なおかつダークブルーメタリックの美しさを最大限に高めるため、パネルひとつひとつをキワまで丁寧に磨き上げています。
各種ダメージが解消されると、持ち味の深い色味が表れ、映り込みもクリアなボディーに一新。それまでとは艶の出方が変わりました。塗装面をベストに整えた後は、低分子・完全硬化型2層ガラス被膜の「リボルト・プロ」を形成させています。これにより透明度、艶感がもう一段増し、高耐久の保護性能が備わります。また、紫外線軽減効果 (UVA、UVBとも) を持ち合わせているため、紫外線からもお車を守ります。
今後は汚れも固着しにくく、落としやすくなるため、セオリーに沿った定期的な洗車により、長い期間に渡ってこの美しさをご堪能頂けると思います。
この度はご用命誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2018年
- 施工内容:
- リボルト・プロ車 ガラスコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工