メルセデスベンツ C350e (オプシディアンブラック)
福島県 本宮市 K様環境性能と走行性能を高次元で両立するメルセデスベンツ C350e。直4ターボエンジンに電気モーターを組み合わせ、トータルで279psを発揮。最大トルクに至っては61.2kgmにもなりAMG C63に肉薄しています。エコだけじゃない、クールで俊足なスポーツセダンですね。
お車は2017年式で、一見すると艶は悪くはありませんでしたが、全体的に小傷や水シミが見られた他、一部には磨き傷も存在していました。油脂分を含んだワックスもしくはコーティング剤が塗られていたため、これらを覆うように多少目立ちにくくなっていた様子です。
オーナー様が購入されたのは最近で、納車後すぐにお持ち込み頂きましたが、中古車はこのように納車前に何かを塗ってきれいを装っている場合が多々あります。ごまかしのない本当の美しさに導くため、現状の塗装状態とオプシディアンブラックの塗装質にマッチする下地処理技法を用いて、パネルひとつひとつをキワまで丁寧に磨き上げました。
下地処理は、繊細な技術、感覚を必要とし、経験を積み上げることでしか得られない部分も多くあります。塗装への負荷を極力抑えたミクロンレベルのものですが、この工程を突き詰めじっくり行うことで、ボディーカラーの持ち味が存分に引き出され、艶の出方、発色が変わります。
複数の工程を経たポリッシングにより、各種ダメージが解消され、美しく整えられたボディーには、低分子・完全硬化型2層ガラス被膜の「リボルト・プロ」をコーティング。艶、輝きを増し加え、高耐久の保護性能を与えています。また、紫外線軽減効果 (UVA、UVBとも) を持ち合わせているため、紫外線からもお車を守ります。
塗装に奥行きが感じられるクリアで深い艶に包まれ、芯の通った美しさとなったC350e。お引き渡しの際には、オーナー様にも大変お喜びいただくことができました。
今後は汚れも固着しにくく、落としやすくなりますので、セオリーに沿った定期的な洗車を心がけて頂ければ、長い期間に渡ってこの美しさをお楽しみ頂けると思います。
この度は誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2019年
- 施工内容:
- リボルト・プロ車 ガラスコーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工